VSR 流速 リアルショック化カスタム
VSR 3Dプリンター製 長掛けホップアーム制作と同時進行でロングレンジカスタムの定番、流速カスタムも進めて行きます。
まず前置きとして、みなさんご存知のようにVSRでは、リアルショックバージョンという物が発売されていますが、その正体は重量化ピストン採用による重量物の移動から来る慣性を利用した衝撃。というか振動。というか動き?をリアルな射撃ショックであるという方向性の商品なんですが、実はこれ、重量化ピストンが必須な流速カスタムが知らずに?施されたマルイの隠れた名作?(笑)迷作?(笑)なんですよね(笑)
ちなみに、弾の飛距離が伸びるとされている流速カスタムの必須条件は、まず強いホップ。というよりも、弾をしっかり保持し、ピストンの圧力が高まるまで発射しないように抑えられるホップシステム。
もう一つは、圧力が高まっても減速せず、高圧に負けずに圧縮・前進し続けられる重量を持ったピストン。
その重いピストンをしっかり押し出せる高めのレートのスプリング。
まあこの辺りはもうすでにご存知かとは思いますが、その流速カスタムで必須の重量ピストンを純正から搭載されているVSRリアルショック。
手持ちのVSRプロスナイパーをカスタムして、リアルショック化、流速カスタム化しようという試みです。
まずは純正シリンダーを分解します。
ピストン重量化の前に、VSRではピストン前方に長い突起(エアブレーキ)が搭載されており、これによって発射音(打撃音)がかなり低減されているのですが、これによって初速低下や弾道が不安定になるなどの症状が生み出されるので、今回は打撃音よりも飛距離と安定感を求めてエアブレーキを排除します。
構造的には長いロッドに円形のスポンジパッドをはめ、上からクリップで押さえつけられている感じになっています。
ニッパなどでさくっとロッドをカットしてしまいましょう。
その後は適当にスポンジ的な物を貼り付けておきます。
ちょっと適当にカットしすぎました(笑)まあ貼り付けば形はこんな感じで大丈夫です(笑)
ロッドをカットするときに、リング状の押さえクリップの上でカットすれば、ノーマルのスポンジをそのまま使用できるかも知れませんね。
面倒な方はこちらの方法の方がいいかも知れません。
僕も次回はこの方法でやってみようと思います。
そして、今回メインのピストン重量化です。
まずはホームセンターで鉛のシートを調達してきます。
上記の商品で約800円でした。
固定用に短いタッピングビスを用意します。
ちなみにノーマルピストンの重量は18g
ネットの情報では、リアルショックのノーマルピストンは70g程度だそうです。
ということで70g前後を目標に作業を開始します。
ちなみに、800円ほどで購入したこの鉛シートは320g
このシート1枚でピストン5個ほどをリアルショック化できる計算です。
まずは鉛シートにタッピングビスを刺してみます。
鉛シートは非常に柔らかく、簡単に穴が開きます。
ノーマルピストンのビス穴に一旦ネジ止めしてみます。
鉛シートをグルっと巻きつけ、その都度ビス止めをしつつ、鉛シートの位置を調整していきます。
鉛シートを2巻半ほどした所で一旦止めてみます。
シリンダーの中にスムーズに動くかどうか確認してみしょう。
いい感じに鉛シートを巻きつけたつもりでしたが、太すぎてシリンダーに入りません(笑)
半巻ほど取り除き、何度かシリンダーに挿入してみて、シリンダーの内壁に干渉せずスムーズに動く巻き付け量を探していきます。
そして何度かの調整後、完成した重量化ピストンはコチラ。
重量は目標の70gより少し重い88g。
これだけ重ければ、長掛強ホップによる高圧に負けずに前進し続ける重量ピストンとしてしっかり機能してくれそうです♪
と思ったら、打ち込んだタッピングビスが微妙に飛び出しててスプリングが引っかかる(笑)
タッピングビスの先っちょをニッパでパチパチ切って解決
元通りシリンダーを組み立てて完成!!
動作チェックを行い完了です。
飛距離、集弾性はまた後日テストします。
お疲れ様でした。
うまく流速リアルショック化できてるかな~♪
楽しみです♪