VSR-10 3Dプリンター製ホップアーム


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現在3Dプリンターを使用し、東京マルイのスナイパーライフル VSR-10用のホップアームの開発、テストを行っております。
上記画像の用に、あらゆる仕様、あらゆる寸法のアームをテストします。
左から、ノーマル、ノーマルの2点支持タイプをさらに進化させたスーパーVタイプ、そこそこVタイプ、ユーザー削り前提の長掛けHOP用底床ベース、ユーザー削り前提長掛HOP高床タイプ。
 
現在テストしているのは上記です。いずれも現物に合わせた微調整が必須なんですが、ノーマルのホップアームに接着剤でゴム板を貼り付けたようなDIYホップアームよりは、形状の自由度、耐久性などにおいて、やはり3Dプリンター製に軍配が上がるのではないでしょうか。
 
しかし、結局どのアームが一番性能が良いのか。
 
これは永遠のテーマですよね。
 
特にVSRなどは、構造もシンプルで高精度、高性能。一発一発気持ちを込めて弾を撃ち出すボルトアクションライフルです。しかし、そのシンプルな構造ゆえ、カスタムは無限大。バレル、バレル内径、バレル長、チャンバー、チャンバーパッキン、気密、ピストン、ピストン重量、スプリングレート、100丁のVSRがあれば、100通りのカスタム、100人のスタイルが存在します。
 
つまり、組み合わせ方によって、ホップアームの相性も変わってくる。と言うことが言いたいのです。
 
更にライフルのカスタムだけでなく、撃ち方、射撃スタイル、フィールド、季節、戦術、戦況、、、、これ以上はキリがないので書きませんが、要は最高の1つを作るよりも、あらゆる状況に対応できるように、それぞれの状況に最適なラインナップを作る。という方向性で開発を進めようと思っています。
 

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将来的には、カスタムパーツとして販売するという方向で開発を進めているのですが、恐らくその際には数種類のアームを同梱したセットで、2,000円前後という価格で売り出す予定です。
 
なぜなら、数種類の異なる形状・セッティングのパーツを同梱しなければ、自分のライフルに合ったパーツを効率良く見つけられないからです。
 
単品パーツの販売では、その一つのパーツがユーザー様のライフルに合わなければ、せっかく購入してくれたのに意味のないパーツ、意味のない出費になってしまいます。
 
それでは、せっかく購入していただいたユーザー様に大変失礼だと考えています。
 
いくつかの異なる形状パーツの同梱販売なら、必ずユーザー様のライフルに合ったパーツが見つけられるのでは、と思っています。

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それまでにまずはテストを繰り返す必要があるのです。
 
あらゆる寸法、形状。組み立ててては分解し、分解しては組み立てます。
 
同じ形状で出力したホップアームでも、リューター、ヤスリでの手作業による整形のち外によって、かなり性格の違った仕上がりになる事が分かりました。
 
完成品を販売する訳ではありません。
 
パーツの到着後、ユーザー様みずからの手によって仕上げを行っていただく事。ユーザー様のライフルに合った形状を選び、ユーザー様の手によってパーツの形状を完成させる。このプロセスをユーザー様に楽しんでいただきたいのが本音なんです。
 
話はいろいろ逸れましたが、個人的には長掛けVホップが好みです。
 
飛距離だけを稼ぐなら、重量弾で、スプリングレートを上げ、流速気味に長掛けホップ。これが定番ですね。いわゆる◯ウチャンホップというやつですwコ◯チャンホップの弱点としては、金属から手で削りだす手作り感という所でしょうか。これではたくさんのユーザー様の手に渡りません。
 
対して3Dプリンターでしたら、同じ形状の物がいくらでも効率よく量産する事が可能です。
 
量産することが良い事だと言うわけではありませんが、たくさんのユーザー様に、自分の手でパーツを削ったりの微調整を施し、自分だけのライフルを作り上げる楽しみ、喜びを感じて欲しいと思っています。
 
せっかく、VSRを持っているなら、カスタムせずに使うのはもったいないですよね。
 
そんなご要望にお応えできるようなパーツ開発を目指しております。
 

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とりあえずブログ用に手持ちの長物を並べてみましたwまだあるのですが、途中で面倒になったので、こんな感じになっていますw